「最終兵器彼女」の版間の差分

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:また主人公シュウジがありがちな奥手でモテないタイプではなく、モテてしまうタイプのキャラであり、そのタイプ特有の恋愛における性欲との葛藤(結局は自己満足な苦悩になる)が妙によく描かれている。
 
:また主人公シュウジがありがちな奥手でモテないタイプではなく、モテてしまうタイプのキャラであり、そのタイプ特有の恋愛における性欲との葛藤(結局は自己満足な苦悩になる)が妙によく描かれている。
  
[[セカイ系]]に分類される。
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彼女がなぜ人型兵器に変形するのか、なぜ攻撃を受けるのか、敵は何者なのかが全く描写されていない(というより意図的に削られ無視された)ストーリーであるため、[[セカイ系]]に分類される。
  
 
==受身系モテ男==
 
==受身系モテ男==

2008年8月30日 (土) 11:43時点における最新版

最終兵器彼女(さいしゅうへいき かのじょ)はビッグコミックスピリッツ」で、2000年1月から2001年10月において連載された高橋しんの漫画。


概要[編集]

恋愛至上主義者万歳の作品であるため、好きか嫌いか明確に分かれる作品である。好きな人さえ無事であれば他の人が犠牲になろうと構わないキャラがメインにも関わらずヒットを飛ばした稀な作品。
また主人公シュウジがありがちな奥手でモテないタイプではなく、モテてしまうタイプのキャラであり、そのタイプ特有の恋愛における性欲との葛藤(結局は自己満足な苦悩になる)が妙によく描かれている。

彼女がなぜ人型兵器に変形するのか、なぜ攻撃を受けるのか、敵は何者なのかが全く描写されていない(というより意図的に削られ無視された)ストーリーであるため、セカイ系に分類される。

受身系モテ男[編集]

俗にいう根性のないタイプであり、自分から告白する事はまずない。しかし告白される数は多く、その中から気に入った娘を選ぶ事ができる。性交渉の時は奉仕される事になれており、自分からすることは滅多にない。また、二股経験がある、1人あたりの交際期間は短い、人懐っこい性格で性別を問わず遊び友達が多いなどの特徴を持つ。
同性から嫉妬された際には『でも俺自分が好きになった子とは付き合った事ないから』と上手く言い逃れる上、同情を得ようとする。
また付き合うタイプも過去の経験からわがままお嬢様系とは告白されても付き合わず、みつぎ系奉仕型で初々しい子と付き合う事を好む。
本作品の主人公もこのタイプの男に属する。

関連項目[編集]

大友克洋監修の『MEMORIES』というオムニバス形式のOVAに『彼女の想いで』『最臭兵器』『大砲の街』という短編があり、上記三つをつなげると『大砲の街最臭兵器彼女の想いで』となる。このOVAに高橋がインスパイアを受けたかは読者の解釈次第である。